木桶に未来へのメッセージ
更新日: 令和6年 3月 12日
3月12日(火)、1・2年生が酒蔵「寺田本家」さんに出向き、生徒一人一人が木桶の材料に「未来へのメッセージ」を書きました。木桶は、3月17日(日)5年振りに開催される酒蔵まつり(裏お蔵フェスタ)で完成し、御披露されます。生徒は、普段接する機会のない職人との交流で、新たな価値観を創造する機会になるとともに、地元の魅力を再発見する貴重な体験となりました。
【1学年の体験】5校時
- 【木桶への想い】 寺田本家蔵人 瀬戸さんから
- 木桶は作るのにも手間がかかり、使用中の管理にも手間がかかります。しかし、木桶には無数の小さな穴があり、そこに微生物たちの共生世界が生まれます。それにより醸し出される複雑な味わいは木桶ならではであり、私たちの食生活を豊かにしてくれます。木桶にしか出せない味、木桶制作において携わる多くの人との時間、木を育む環境などにストーリーがあり、そこに人生の豊かさを見いだせるのではないかと感じています。
中学生には、現代に木桶を復活させている職人の想いや酒造りの想いを知ってもらい、新たな価値観を創造してもらい、伝統産業・自然環境、郷土について関心を持つきっかけにしていただきたいと考えます。
【2学年の体験】6校時
- 発酵の里こうざき「酒蔵まつり2024」の開催について
- 【酒蔵まつりについて】 ※神崎町ホームページから
300年以上の伝統を持つ2軒の酒蔵 鍋店(株)と(株)寺田本家を中心に、両蔵の沿道を歩行者天国にし、酒蔵周辺全体を会場として「酒蔵まつり」を開催されます。酒蔵見学や試飲(有料)、木桶完成披露のほか当日限定酒も販売されます。また、酒蔵敷地内、周辺街道沿いにはミニステージが設けられ、祭囃子と踊りの競演、バンド演奏などが行われます。そして、沿道には200店を超える地域物産や発酵食品をはじめとした露店が並び、商店街も参加し、祭りを盛り上げます。舞台での演奏や踊り、抽選会など内容も盛りだくさんです。
【開催日】令和6年3月17日(日)午前9時~午後3時30分
【会 場】鍋店 神崎酒造蔵および寺田本家と周辺街道
【会場図】発酵の里こうざき酒蔵まつり2024パンフレット