郡駐在所の下地さんに来校いただき、不審者対応避難訓練を実施しました。子どもたちは、下校班に分かれ、不審者に会ったとき、どうするかについて話し合ったあと、昇降口前を出発し、実際に歩いてみました。途中、先生方扮する不審者に声を掛けられたり、だまってついてこられたりする場面をうまくすり抜けながら、校舎を一周するコースを歩きました。
　ランドセルをつかまれたら、周りの子が、「ランドセル（からうで）をはずして！逃げるよ！」と声を掛けてあげたり、腕をつかまれた１年生を班長の６年生が助けたりする場面もありました。
　様子を見ていた下地さんからは、「今日は、不審者が先生方だから、近くに来ても大丈夫と思っているかもしれないけれど、実際に会ってしまったときには、できるだけ距離をおいて、近づかないようにして逃げることが大切。『きゃー』とか『わー』という叫び声だと、遊んでいると勘違いされるので、『助けてー』と言うことも大事。こども110番の家に逃げ込んで、助けを求めることもできる。」と教えていただきました。少し、面白がってしまった子どもたちの様子を見て、いつも優しい下地さんが、ぴりっときつめに話すのを聞いて、子どもたちの気持ちも引き締まったようでした。