国語の研究授業
更新日: 2024年 6月 18日
校内研究会で、国語の授業研究を行いました。今回授業を展開したのは、3年生と6年生です。
今年度は、「自分の思いを言葉で適切に表現できる子の育成~語彙を豊かにする言語活動のあり方~」をテーマにしました。
3年生は、物語「紙ひこうき、君へ」を教材とし、「登場人物の行動や気持ちを想像し人物カードをつくろう」という学習を行いました。しまりすのキリリとみけりすのミークが出会い、心を通わせていくというお話を自分の計画で読み進め、グループで話し合いながら、二人(2匹)の人物カードを作っていくという学習でした。友達と相談しながら、いろいろな言葉での紹介ができました。
6年生は、「川とノリオ」を教材文として「優れた表現に着目しながら物語の全体像を明らかにし、『解説ノート』をつくろう」という学習でした。
「川とノリオ」は、第二次世界大戦中から戦後にかけての物語で、作品には比喩や体言止めなど優れた表現が盛り込まれ、川とノリオを取り巻く環境の変化や家族の愛情が描かれています。
指導者さえも戦争を知らない今、子どもたちに物語の背景を感じとってもらうために、原爆をテーマにした本の読み聞かせなども取り入れました。一人一人が、文章を読んで感じたことをグループ内で共有しながら、『解説ノート』に取り入れていくことができました。
学習のめあてを確認
キリリの性格は・・・
ミークは・・・これでいい?
他のグループの考えも見てみよう
6年教室の戦争に関する本のコーナー
今日は「川」についての解説ノートづくり
言葉は少し違うけれど、同じ考えだよ
解説ノートには、どのように書こうか