思いがけない贈り物
更新日: 2024年 4月 12日
4月8日、小さな小包が届きました。何かなと思い包みを開けると、透明な展示ケースに入れられた17色のかわいらしい紙靴が現れました。4月3日の読売新聞に掲載された藍染めTシャツ作りの記事(4月5日のホームページを参照)をご覧になった方からの子どもたちへの贈り物でした。送り主は、福岡県にお住まいの境賢悟さんとおっしゃる方でした。小さな色とりどりの紙靴は、SDGsの17項目のマークが貼ってあり、添えられた手紙には、こう書かれていました。「SDGsに取り組まれている皆さんに心を込めて作りました。この『SDGs@スクール』のシリーズが続く限り学校への送付を続けてみたいと思っています。(中略)校長先生からオジさんも頑張り、応援しているからみんなも頑張るようにお伝えください。」境さんは、これまでにも、横浜や富山の小学校にも同様にケース入りの紙靴を贈られているそうです。
境さんのこうした取組についての記事は、インターネットでも紹介されています。記事によると、紙靴は、厚紙で作った靴型に、チラシや包装紙などの「端切れ」を使って模様を付けたもので、透明のケースも廃材を利用して作られているということです。→読売新聞教育ネットワーク ※「記者のひとりごと」のバナーをクリック!https://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/jibun/contents/post-827.php
この他にも、成田市にお住まいの米沢小学校の卒業生の方が来校され、子どもたちに見せてほしいと、屏風などの美術品をご寄付くださいました。屏風の中を流れる川が藍染めの色にも似ています。
思わぬつながりができたことをとてもうれしく思います。素敵なこれらの贈り物は、玄関前に展示してあります。来校の際には、ぜひご覧ください。
思いがけない贈り物は、子どもたちだけでなく、私達教職員にも届きました。埼玉県川越市在住、93歳になる元教員の方から頂戴したお葉書には、「~新聞の記事で児童の生き生きとした様子を見て昔を思い出しています。退職してから30年近くになりますが夢に出てくるのはいつも学校のことばかりです。校長先生よりこわいといわれた私ですが、20代の頃に担任した子ども(?)が時々電話をくれます。声を聞くのが楽しみです。学校が懐かしくなり校長先生にお手紙を書きました。どうぞこれからもお元気で。学校のご発展を祈ります。」と書かれていました。
町外、県外からもたくさんの方が米沢小学校のことを応援してくださっていることに感謝し、これからも子どもたちのために、精進していきたいと思います。
追伸:本校の取組が掲載された4月3日の新聞記事は、インターネットでもご覧になれるようになりました。→読売新聞教育ネットワークhttps://kyoiku.yomiuri.co.jp/sdgs/contents/pr-1.php
届いた「SDGs17項目」の紙靴
お手紙と一緒に紹介
かわいらしい色合いの紙靴に興味津々
米沢小OBの方からの贈り物