3年 味噌づくり~神崎小のみんなと~
更新日: 2024年 2月 8日
神崎自然塾の皆さんのご指導で、神崎小学校の3年生の友達と一緒に味噌の仕込みに挑戦しました。米沢小学校の二人は、それぞれ別のグループで、友達と仲よく活動していました。
まず、ゆでた大豆を手でつぶします。これがたいへんな作業で、大きなたらいの底に擦り付けながら、手や指でつぶすのですが、大きな大豆の粒がなかなかつぶれず、「ここはまだつぶれてないよ。」と口々に言い合いながらの大仕事でした。しっかりつぶせて、ペースト状になったら、麹と塩を入れて混ぜます。次に、空気が中に入らないように、たらいにたたきつけるようにして団子状に丸めます。空気が入ってしまうとそこからかびてしまうそうです。最後に、丸めた団子を、樽にしっかり押し込んで、味噌の仕込みが終わりました。この味噌は1年間、自然塾の方が預かってくださいます。完成は、1年後!上手にできているかな?楽しみです。
大豆をつぶすのがたいへん!
片手で頑張ります!
うまくおだんごにできるかな?
仕上げは自然塾の方と一緒に!
「ねえ、どんな感じになった?」
やったね!完成!
会場の片付けは、全員で行いました。神崎小の子どもたちが、掃除を始めると、Gさんは、誰からも言われることなく、青いシートを軽くめくりながらシートについている大豆のかすをよせて、他の子がゴミを集めやすくなるようにしていました。Nさんも、箒を手にていねいに掃除をしていました。周囲の様子を見て、できることを黙って始めたことに感心しました。「もくもく清掃(默働清掃)」の成果かな?
「ここにもあるよ!」
がんばったよ!
神崎小学校は、自然塾の畑をお借りして、大豆を育て、その大豆を使って、この味噌仕込みを行いました。米沢小学校でも青空畑の一角に大豆を蒔いて、育てました。出来上がった70グラムの大豆を使って、事前に学校で味噌仕込みを行っていたので、その学習について、パワーポイントにまとめ発表しました。

「発表を始めます!」
みんな真剣に聞いてくれています!
クイズも出しました!

温かい拍手をもらいうれしそう!
神崎小の3年生は、二人の発表をとても真剣に聞いてくれました。大豆の種まきから収穫、味噌仕込みまでを気がついたことを盛り込みながらの発表でしたが、パワーポイントのアニメーションが変わるたびに、「おお、すごい!」「へえ~。」などど感心しながら、夢中になって聞いてくれていました。発表者と聞き手が一体になっていて、とても気持ちのよい空間でした。
「こんなに上手に(発表画像が)作れるなんて、すごい。」「よく観察している。」とたくさんの友達やが手を挙げて感想を発表してくれました。
今日の体験もきっとこのあとの発表資料に追加されることと思います。学校での発表も楽しみです!