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2学期終業式、よいお年を

更新日: 20221223

ニュース

下校時、恒例のじゃんけん。帰り際に、「よいお年を」と何人もの児童から声をかけてもらいました。

本日、2学期の終業式を行いました。暑さの残る9月から霜が降りる12月までの4ヶ月間でした。
学校の「年度」はまだ途中ですが、カレンダーの「1年」は区切りとなり、「この一年を振り返って」ということをいろいろな場で見聞きするようになりました。
児童は2学期の学習のまとめとして、思い出やがんばったことを発表しました。
友だちへのお礼の言葉を書き合った学年もありました。友だちを認め合うことは素晴らしいことです。友だちのことを一生懸命に考えると、その分、友だちも自分のことを考えてくれ、温かい気持ちになれます。
ぜひ、ご家庭でも、2学期にがんばったこと、今年成長できたことなどを話題にしてください。新しい年の目標も見つけられることと思います。
保護者の皆様には、今学期も多くのご協力をいただきました。学校行事、毎日の連絡帳や学習の確認などに至るまで、ご協力、感謝いたします。
どうぞ楽しい年末年始をお過ごしください。

(終業式での校長の話)
2学期にたくさんあった行事の中から、10月の町音楽会のことを話します。
3曲歌ってくれた中の一曲、「ビリーブ」は、私も大好きな曲です。
本番では歌わなかった1・2年生も覚えてくれて、みんなが歌える曲になりました。

♪たとえば君が傷ついて くじけそうになった時は
♪必ず僕がそばにいて 支えてあげるよその肩を
・・・・・・・・・・・
♪もしも誰かが君のそばで 泣きだしそうになった時は
♪だまって腕をとりながら いっしょに歩いてくれるよね

先日の人権教室で、3・4年生の教室で、「ずっとともだちでいたいから」という絵本を読んでくれました。お話の最後に、「皆さんがずっといつまでも友だちでいてくれることを祈っています」と話してくれました。
学校で一緒に勉強したり遊んだりしていると、いつもは仲良くしている人でも喧嘩することもあります。
ひょっとしたら、今は、なかよしの友達ばかりじゃないかもしれません。
今、仲良しの友達は、ずっと仲良しのままでいてほしい。
今、あまり仲良しじゃない人は、これから仲良しの友達になるかもしれない人です。
いつか、自分を助けてくれるかもしれない人、いつか、大切な友達になるかもしれない人と思ってください。

今年、米沢小学校は、「福祉」をテーマにしてきました。
階段の踊り場に、「思いやりの心を大切にしよう」と書いています。
高齢の方、障害のある方を思いやる気持ちは大切なことです。でも、毎日会っているすぐ近くにいる人に優しく接してくれることは、時々忘れてしまうことがあります。
元気ない人がいるな、しょんぼりしている人がいるな。そういう時は、ぼくが、私が、そばにいるよ、と伝えてあげてください。ビリーブの歌を実践してください。
みんなの優しさで米沢小を包んでほしいと思っています。