春の陽気が感じられるようになりました。今回のホームページリレーは竹田が担当します。
３月17日（日）、５年ぶりに発酵の里こうざき酒蔵まつりが開催されました。神崎町の人口の10倍以上、約６万人が訪れるという一大イベントです。町が多くの人で賑わった１日でした。お酒以外にも、発酵由来の食品の販売も行われていました。
　神崎町には、道の駅「発酵の里こうざき」や、５月に行われる「神崎発酵マラソン」そして今回行われた「発酵の里こうざき酒蔵まつり」などがあり、発酵に密接した町と言えます。

　そもそもなぜ神崎町で「発酵」なのか。歴史は江戸時代以前に遡ります。神崎町は、利根川の水運を生かし、江戸と盛んに取引が行われていました。その中でも、良質な水と利根川沿いの栄養豊かな土地で作る米、大豆を活かした「酒」「味噌」「醤油」等の醸造業が発達したと言われています。古くから発酵が盛んに行われていたようです。
　エジプトで文明が栄えた背景にナイル川がありますが、神崎町の発展の背景に利根川があったのかもしれません。ナイルの賜物ならぬ利根川の賜物。長い間つないできた「発酵」という文化に誇りを持ち、みんなで健康になりたいものです。

発酵の里こうざき「酒蔵まつり」について
【酒蔵まつりについて】　※神崎町ホームページから
　300年以上の伝統を持つ２軒の酒蔵　鍋店（株）と（株）寺田本家を中心に、両蔵の沿道を歩行者天国にし、酒蔵周辺全体を会場として「酒蔵まつり」を開催されます。酒蔵見学や試飲（有料）、木桶完成披露のほか当日限定酒も販売されます。また、酒蔵敷地内、周辺街道沿いにはミニステージが設けられ、祭囃子と踊りの競演、バンド演奏などが行われます。そして、沿道には200店を超える地域物産や発酵食品をはじめとした露店が並び、商店街も参加し、祭りを盛り上げます。舞台での演奏や踊り、抽選会など内容も盛りだくさんです。