10月31日（木）神崎中学校文化祭が開催されました。午前中（３・４校時）は、各作品（美術、書写、技術科、家庭科、科学工夫作品、VS部）の展示鑑賞を行いました。どの作品からも生徒一人一人が一生懸命に取り組んだ様子が伝わってきました。保護者の皆様にも、自由に鑑賞していただきました。
　午後は、会場を神崎ふれあいプラザに移し、吹奏楽部発表、英語スピーチ、合唱コンクールを行いました。

　中学校という新たな場所で、身近な風景の美しさや普段使っているものの形や色彩のおもしろさなどを表現しました。絵の具の混色を工夫して、自分なりの色合いで表現しようと頑張りました。

　一版多色刷り木版画は、１枚の版木に絵の輪郭線を彫り、水彩絵の具を使って刷る版画です。テーマは校内の好きな風景。絵を描き、版木への転写、絵の輪郭線を上手に彫ることができました。仕上がりの状態は、かすれが入ることで、それぞれ違った良さを表現することができました。

　中学校生活で思い出に残る風景や場所を描きました。教室・廊下・部活動の場所……など。今までの学習の成果を発揮するとともに、たくさんの思いを込めて丁寧に制作しました。

　書写の学習では行書の書き方を学びます。教科書の各学年の題材から一人一人が選択し、練習して書き上げました。一画一画を止めて書く楷書とは違い、次の点画への流れや、早く書くための省略や連続など、行書の特徴を理解して書きました。行書の柔らかさが伝わる作品ができました。

　１年生の技術では、「材料と加工に関する技術」の学習で「生活に役立つ木製品」の製作をしました。日頃は使う機会の少ない「さしがね」「両刃のこぎり」「かんな」「ベルトサンダー」「卓上ボール盤」「げんのう」などの工具や機械を使用し、木材加工の技能を磨きました。製作図の読み取りや緻密な加工に苦戦しながらも、生活に役立つ物を懸命に完成させました。

　２年生の家庭科の被服学習では、好きなデザインの「ポケット付きトートバッグ」を製作しました。作品を通してミシン縫いの縫い方・ポケットの付け方・ボタンの付け方・アイロンの掛け方等の学習をしました。ポケットのイラストは、生徒それぞれが気に入ったデザインを選び、オリジナルの作品に仕上げました。エコバッグとして日常生活で活用します。

　夏休みの課題として、食べる人の栄養バランスを考えてお弁当を作り、レポートにまとめました。彩りもよく、とてもおいしそうなお弁当が作れました。「いつも作ってくださる家族に感謝した」という感想もありました。

　１・２年生が、理科『夏休み自由研究』で取り組んだ論文・工夫作品の展示です。香取郡香取市科学作品展の入選作品や優秀作品、力作から、自然や科学のおもしろさを感じ取っていました。

　VS部ではボランティア活動のないときに、部員それぞれがやってみたいこと、作りたいものの創作活動に取り組んでいます。今年度は、紙工作やマーブリングアート、アクアビーズなどを作りました。