授業の様子(3学年 理科)
更新日: 令和5年 10月 27日
3年A組、理科の授業の最後に、昼間に金星が見える絶好のチャンスだったので、天体観測を行いました。
- 【金星の特徴】
・日没後、日の出前に、周囲の星に比べてひときわ大きく明るく見えることから「宵(よい)の明星」「明けの明星」とも呼ばれている惑星です。金星は地球から見ると太陽の方角にあるため、夜中に見えることはありません。また、金星は月と同じように「満ち欠け」して見えます。
・金星の上空では、「スーパーローテーション」と呼ばれる100m/sもの強風が吹き続けています。
・金星だけが、太陽系の惑星の中で逆方向に自転します。また、自転周期がとても長く、1回転するのに約243日もかかります。
・金星の公転周期は約225日です。
・金星の地表温度は、昼も夜も470℃前後に保たれています。(太陽系で最も地表温度が高い惑星)
※地表温度が高い理由は、大気の成分のほとんどが二酸化炭素だからです。二酸化炭素の温室効果が、太陽から届くわずかなエネルギーを逃さず、高温を維持しています。

事前に、教頭先生と礒邉先生が望遠鏡の準備

望遠鏡、双眼鏡で順番に観察していきました!

皆さん、興味深く観察しています。

双眼鏡では青空に「点」で見えます。

昼間に天体の観測は初経験です!

金星が半月のように欠けて見えました!

金星は秒刻みで動いて見えます。急がないと!

「金星はどこ?」見付けるには慣れが必要です!

体勢を低くして集中して観察しています!

「見つかった!」記憶に残る観察です。