３月25日（金）令和３年度修了式が行われました。姿勢良く、式に臨むことができました。
生徒の皆さん、１年間の振り返りから新年度に向けての目標をしっかりもって、新年度をスタートしましょう！
修了式の前に、今年度最後の表彰伝達を行いました。

・・・・・・・・・・　修　了　式　・・・・・・・・・・・

　この１年を振り返って、僕はたくさんの思い出ができました。その中でも特に心に残っていることが３つあります。
　１つ目は部活動です。僕は陸上部に所属しています。最初は、基本的な走るフォームもできていなかったけれど、成尾先生や關口先生、先輩方のおかげで、できるようになっていきました。大会では、いろいろな種目で入賞するなど、結果を残すことができました。来年は後輩が入ってきます。自分がリードして、いろいろなことを教えられる先輩になれるよう頑張りたいです。
　２つ目は体育祭です。中学校で初めての体育際は、初めての体育館での開催で、不安が重なっていました。ですが、先輩達のやる気を見て、力が入り、僕も全力でやることができました。３年生のソーラン節の迫力がすごかったです。後日行われたリレーでも、選手として頑張ることができました。
　３つ目は、田んぼに落ちたことです。自転車通学２日目にして、田んぼに落ちるというハプニングが起きました。落ちた瞬間「終わったな」と思いました。ですが、同級生の友達たちが助けてくれました。本当に感謝しています。友達とのきずなの大切さを改めて感じることができました。
　来年は２年生になります。勉強量が増えたり、後輩ができたり、大変なことが増えていくと思いますが、１年間で深めたこの１学年のみんなとの絆を力に、充実した学校生活を送れるように頑張っていこうと思います。

　この１年間を振り返って、私はとても良い１年にすることができたと思います。その中で特に心に残っていることが３つあります。
　１つ目は合唱コンクールです。昨年に引き続き、コロナ対策を行いながらの練習でした。２年生になってクラスが二つに分かれ、１年生の時は一緒に歌っていた友達が今年はライバルになってしまいました。隣のクラスから聞こえてくるきれいな歌声に私たちも負けまいと必死に練習しました。本番の直前まで合唱コンクール自体ができるかわからないような状況でしたが、予定通り行うことができて嬉しかったです。結果、Ａ組に勝つことはできませんでしたが、合唱コンクールを行うことができただけで十分でした。
　２つ目は宿泊体験学習です。山梨県内の色々な場所をめぐり、様々な体験を通して学んだことがたくさんありました。一人で入ったら二度と抜け出せそうにない樹海や、顔よりも一回り大きい鍋に入ったほうとう、部屋のみんなで遊んだカードゲームなど、すべてが楽しかったです。二度も延期になってしまったのに、内容を当初とほとんど変えずに行くことができて本当にうれしかったです。私にとっての初めての山梨県は、友達や先生方との楽しい思い出になりました。
　３つ目は卒業式です。先日、２年間お世話になった先輩方がこの学校を卒業していきました。たった２年間なのに、学ぶべき姿をたくさん見ることができ、私もあのような先輩になりたいと思う場面がたくさんありました。卒業式では、来年は自分たちがあの場にいることの想像がつかないくらい立派ですてきな姿を見ることができました。すばらしいお手本を見せてもらったので、私も卒業までの残り１年を頑張ろうと思いました。
　最後に、２年生は１年生の時よりも１年間が早く過ぎていきました。３年生になると受験生になり、もっと早く感じると思います。勉強を主に頑張りつつ、中学校生活最後の学校行事も一つ一つ大切にしていきたいと思います。

学校長の挨拶（抜粋）

【炭とダイヤモンドについて】
　炭とダイヤモンドは、同じ元素からできています。炭素（元素記号Ｃ）＝カーボンです。なぜ、同じ炭素なのに、固さが全然違うのでしょう。ダイヤは地下深く（地下100km）のマグマのあるところで、高温・高圧でおさえつけられてできます。
　私たちの生活に置き換えると、やることがたくさんあって忙しかったり、たくさんの悩みで困ったり、様々な困難・うまくいかないことが、心をダイヤモンドにしてくれます。皆さんは、全員ダイヤモンドの原石です。
◎忙しさが人を育てます。・・・忙しいことはよいことです。
◎困難や悩みが人を育てます。・・・悩みがあることはよいことです。
　でも、やることがないな、暇だなとか、嫌なことに文句ばかりの人生では、せっかくのダイヤモンドの原石が、輝けないで炭になってしまいます。
　同じ人間、同じ学校、同じ神崎町で育っています。輝きのあるダイヤモンドになるために、来年度の具体的な目標をしっかりと決めていきましょう。
『努力とは、続けること！』　努力とは【凡事徹底】です。