今回のホームページリレーは、山澤が担当します。3年生は私立高校受験が始まり、１・２年生は来週に実力テストがあります。そこで今回は、頭の回転に必要な糖分について紹介していきたいと思います。

　生徒の皆さんは疲れたとき、「甘いものが食べたい！」となることはありませんか？それは脳が甘い物を食べたがっているサインです。疲労＝体のエネルギー切れで、体は動力源となるエネルギーを欲しています。蓄えていたものが消費されたので、補充しなくてはなりません。
　そこで手っ取り早く糖分を吸収できるのがスイーツなどの甘い物に多く含まれる砂糖です。砂糖は消化吸収が早く、素早くブドウ糖や果糖となり全身に送られていきます。東大に進学した人が受験勉強の合間にブドウ糖の成分量の多いラムネを食べていたという話も一時期話題になりましたね。まさに元気の源となるわけです。

　そんな身体に良い影響をもたらす砂糖ですが、もちろん取り過ぎは良くありません。例を挙げると、
・虫歯になる。
・眠くなりやすくなる。
・集中力が低下する、等
　このように摂り過ぎても良いことはありません。では１日の摂取量目安はどのくらいかというと、WHO（世界保健機関）から、総エネルギー摂取量の５％未満（成人で１日25グラム以下）が推奨されています。だいたいケーキ１ピースで25グラムに達します。（私も控えなければと強く思いました・・・）
　いかがでしょうか。今回は糖分での例になりましたが、何事もバランスが大切です。健康に良いから、調子が良くなるからなどの理由で取り過ぎると、体に悪影響を与えることにもつながります。体の健康、心の健康と相談しながら適切な量を取り入れ、厳しい冬を乗り越えていきましょう！