１月9日（火）３学期始業式が行われました。式の初めに、能登半島地震の多数の犠牲者に対して、全員で黙とうし冥福を祈りました。
　校歌斉唱の後、各学年の代表生徒から新年の抱負（３学期の目標）が発表され、思いをしっかりと伝えることができました。生徒の皆さん、自分の抱負を具体的にしっかり持って、３学期をスタートしましょう！
　始業式の後、１・２年生は校内書き初め大会が体育館で行われ、一人一人が集中して作品を仕上げることができました。放課後、一人一人の作品を廊下に掲示しました。

　おはようございます、今日は代表の発表者が体調不良で欠席のため、本人の原稿を代読させていただきます。　
　僕の３学期の抱負は、２年生になっても、恥ずかしくない人になることです。以前母が、「１年生の３学期は、２年生のゼロ学期なんだよ」と言っていました。僕は最初、意味が分かりませんでしたが、冬休みが近づくにつれ、次第にその意味が分かってきました。今までは、２年生になるなんてまだまだ先のことだと思っていましたが、１年生の１学期はすぐ過ぎて、２学期も飛ぶように過ぎていってしまいました。このままで新しい１年生が入学したとき先輩として立ち回れるのか、３年生の先輩方が心残りなく卒業できるのか、ということを考えて日々生活しています。
　僕の３学期の抱負は、２年生になっても、恥ずかしくない人になることです。この４月に入学してくる１年生や、今の３年生の先輩方に心配をかけないために、そして何より、自分の将来のために、僕は胸を張って２年生と言えるような人になりたいです。

　私の３学期の目標は二つあります。一つ目は、勉強です。受験１年前という大事な時期になってくるので問題集やワークを使って徹底的に１、２年の復習をしていきたいです。また、教科ごとに点数のバラつきがあるのでどの教科もバランス良く点をとれるように頑張っていきたいです。
　二つ目は、部活動です。部活動引退の夏まで半年ほどしかないので、みんなで協力して練習していきたいです。そして、大会で練習の成果を発揮し、少しでも良い結果を残せるように努力していきたいです。
　私は、この二つの目標を持って三学期も頑張っていきたいです。

　僕はこの新年を、「悔いの残らない３か月」にしていきたいと思います。そのために、この３学期、この二つのことを大切にしていきたいと思います。
　一つ目は受験です。僕たちは、この冬休みの間、ひたすら努力をしました。全ては、自分たちの希望する進路へ進むためです。「あのとき、こうすれば良かった。もっとしておけば良かった。」と後悔をしたくはありません。時間は、あと少ししか残っていません。笑顔と希望に満ちあふれた春を迎えるため、より一層、受験勉強に磨きをかけていきます。
　二つ目は、友達との残された時間を大切にすることです。あと３か月で離れ離れになり、38名でそろうことは、難しいと思います。オンとオフの切り替えをしっかりとし、友達と節度ある行動をとり、毎日を笑って過ごしていきたいです。また、僕たちは入学したとき、周りのことをあまり考えずに行動してきた部分がありました。３月８日卒業式に、すごーく成長したね！と言われるように生活していきます。

　３学期は登校する日数がとても少ないです、何日くらいありますか。３年生は卒業式まで42日、１・２年生は52日しかありません。
　特に３年生の皆さん、いよいよ私立高校の受験が始まります。健康に細心の注意を払い、万全の体制で本番を迎えられるように頑張ってください。そして、仲間と本校で過ごせるのもあとわずかです。受験期・卒業期だからこそ、気配り、心配りを大切にしてください。
　さて、２学期終業式で「命の大切さ」について、竹内 まりやさんの「いのちの歌」を紹介しましたが、その歌詞の中にあった
「本当にだいじなものは隠れて見えない。ささやかすぎる日々の中にかけがえない喜びがある」について、今の日常がまさしくそうだと思います。
　・能登半島地震　・ウクライナ、ロシア情勢　・イスラエル情勢

　今日は、「自分を好きになろう（自分を好きになれるから人にも優しくできる）」ということで、もう１曲Superflyの「beautiful」を紹介します。
（歌詞から抜粋）
世界で一つの　輝く光になれ　
私でいい　私を信じてゆくのさ
遠回りしても　守るべき道を行け　私でいい　私の歩幅で生きてくのさ
誰かをうらやむのは　避けられない心情？
誰かをゆるすのは　難しい心情？
ないものを探せば　数えきれないけれど　ゆっくり愛してみよう　私というこの命を
世界で一つの　輝く光になれ　明かりのない　明日を迎えたとしても
悲しみの先に　孤独が押し寄せても　息をしてる　今日も息をして生きている
世界で一つの　私に幸あれ　涙に幸あれ　明日に幸あれ
世界で一つの　輝く光になれ　泣いてもいい
私を歩いてゆくのさ　涙は頬を流れる星のようさ
私になれ　私を叶えて生きてくのさ　いつの日も　いつの日も

　最後に、生き方について有り難い言葉を紹介します。
「一隅を照らす」　天台宗を広めた最澄さんの言葉です。
私も、一隅を照らせる人間になりたいと思います。