緑の新芽が風にそよぎ、桜の花びらが舞う中、令和５年度入学式が行われ、34名の新入生が入学しました。新入生の皆さん、中学校生活の目標をしっかり立てて、第１歩を踏み出していきましょう。

（抜粋）新入生の皆さんに、お願いがあります。学校訓である【凡事徹底】【脚下照顧】を今日から意識してください。
　凡事徹底とは、「１日なら誰でもできる平凡なことを毎日徹底して続けること」です。学習やスポーツ、趣味、挨拶・返事などの礼儀、送り迎えを減らし自力での登校など何でもよいです。自分ができる小さな努力を、今日紙１枚、明日紙１枚のイメージで重ねていってください。１ヶ月続けることで厚みが出てきて、どんどん力がつき始めます。WBCで活躍した大谷翔平選手の凡事徹底の一つにゴミ拾いがあります。大谷選手は、大会会場で小さなゴミを拾いポケットに入れています。運を拾っているそうです。自分を変えるのは自分、是非とも自分の凡事徹底を決めて、毎日意識してみてください。
　脚下照顧は、自分の行いをいつも振り返ることが大事、という意味です。うまくいかないとき、失敗したとき、他の人のせいや環境のせいにしないで、自分自身に原因がないかを振り返り、日々反省して自分を成長させていきましょう。
　また、先輩たちは人間関係の基本である「挨拶」を大切にしています。時には「元気な挨拶」、時には「丁寧な挨拶」など、状況に応じた挨拶を意識すること、また「人より先に挨拶すること」など、社会に出たときに役立つ挨拶を自然と出来るように身に付けてほしいと思います。
　さあ、新入生の皆さん。先輩たちの良き伝統を受け継ぎ、立派な神崎中学校の生徒に成長していくことを期待しています。

（抜粋）２年前は、私も皆さんと同じように大きな期待と不安な気持ちで入学しました。でも、安心してください。その不安は、学校生活が始まると同時に必ず取り除かれます。中学校の生活は、充実し、楽しいことがたくさんあります。困ったときは、私たちに遠慮なく聞いてください。そして、一緒に中学校生活を楽しみましょう。
　神崎中学校では「凡事徹底」「脚下照顧」を目標としています。特に、私たちは「挨拶は　みんなをつなぐ　合言葉」を今年度のスローガンにして、挨拶運動を展開しています。神崎中学校の伝統を守り、発展させていけるように、一緒に頑張っていきましょう。中学校の３年間はあっという間に過ぎ去っていきます。だからこそ、１日１日を大切にし、新入生が有意義な中学校生活を送れるように、いつでも皆さんの力になりたいと思います。神崎中学校の生徒として、今日から私たちと一緒にたくさんの思い出をつくっていきましょう。

（抜粋）中学校では学習する科目が増え、内容が難しくなります。今までなかった定期テストもあり不安を感じていますが、計画的に学習に取り組んでいきたいです。楽しみにしていることが部活動です。先日、体験入学で部活動を見学したとき、先輩方が熱心に活動している姿が印象に残っています。練習は大変だと思いますが、先輩方にいろいろ教えていただき、一生懸命頑張っていきます。
　これからの中学校生活、新たな仲間とともに３年間過ごしていくことが楽しみです。協力し、助け合い、思いやりの気持ちを忘れずに、精一杯努力していきます。また、どんな困難もみんなで乗り越え、喜びや悲しみを分かち合っていきたいです。
　お世話になる方々への感謝の気持ちを忘れずに、私たち34名は神崎中学校の生徒としての自覚をもち、夢に向かって成長していくことを誓います。