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生徒人権集会

更新日: 2022127

お知らせ

生徒人権集会 ~講師 人権擁護委員 藤崎 祥雄 先生~

 12月7日(水)生徒会主催による生徒人権集会が開催されました。初めに、神﨑 敦司さん(2年生)が人権作文『自分を、相手を守るために』を朗読し、全員で真剣に聞きました。続いて、人権擁護委員の藤崎祥雄先生の講演を聞き、人権について多くのことを学びました。

生徒会が司会を務めます。

『人権週間』についての説明です。

【人権週間について】

1948年12月10日の国際連合第3回総会において世界人権宣言が採択されたことを記念して、1949年に法務省と全国人権擁護委員連合会が世界人権デーである12月10日を最終日とする1週間(12月4日~12月10日)を人権週間と定めました。
いじめや児童虐待、インターネット上の人権侵害、感染症や障害等を理由とする偏見や差別、ハンセン病問題など、様々な人権問題が依然として存在しています。これらの問題の解決には、私たち一人一人が様々な人権問題を、「誰か」の問題ではなく、自分の問題として捉え、互いの人権を尊重し合うことの大切さについて、認識を深めることが不可欠です。   (法務省ホームページから抜粋)

法務省ホームページ クリック➝ 第74回人権週間 令和4年12月4日(日)~12月10日(土) 

法務省人権啓発キャッチコピー クリック↑
 クリック➝ 人権啓発動画「『誰か』のこと じゃない。」公開中!

【代表生徒による人権作文発表】 
 
神﨑敦司さん(2年生) ※全国中学生人権作文コンテスト香取協議会大会 佳作

神﨑敦司さん(2年生)による人権作文朗読

皆さん、姿勢良く集中して聞いています。

                 自分を、相手を守るために          神﨑 敦司
 「SNS」って、何だろう。スマートフォンを持っておらず、インターネットもあまり使っていない自分にとっては、SNSはあまりなじみのないものです。でも、最近、その言葉を耳にすることが増えました。そこで僕は、SNSのことをもっと知りたいと思い、調べてみることにしました。
 まず、気付いたことは、インターネットは匿名で簡単に情報発信できたり、瞬時に情報を世界中に伝えられたりして便利な一方で、使い方を間違えると、人の心を傷つける「凶器」にもなり、使い方次第で、「加害者」にも「被害者」にもなるおそれがあるということです。スマートフォンを使っている友達は、こういうこわい面がある、ということをしっかり意識して使っているでしょうか。さらに、中学生が「加害者」又は「被害者」となった事例をみてみると、無料通信アプリや、SNSなどを使用したいじめが発生しているということが分かりました。ちょっとした行き違いでネットいじめに発展してしまったり、仲間外れや誹謗中傷が起こってしまいます。ネットいじめの特徴は、情報があっという間に広がる、発覚しにくいなどがあります。ネット上に書き込まれた誹謗中傷はすぐに広まり、いじめが拡大しやすいことから、人の心を深く傷つけ、時には命にかかわるほどの深刻な事態になることがあります。自分が何げなく発信したことで、友達を傷つけたり、逆に誰かが発信した情報で、自分が傷ついてしまうことは本当にこわいことだと思います。
 また、無断で他人の名前や住所、写真、アドレスなどをインターネットに公開してしまうプライバシー侵害が起こっていたり、デマ・フェイクニュースの拡散により、本来は無関係な人々が誹謗中傷を受けるなど、重大な人権侵害を引き起こすことがあることも知りました。
 私たちの生活を便利で豊かなものにしてくれるインターネットは、使い方についての知識やモラルが不十分だと、思わぬトラブルに巻きこまれたり、人権侵害を受けたりする可能性があるということが分かりました。正しい知識を身につけ、自分で自分の身を守ることが大切です。また、ネットの向こう側にも、自分と同じ、人間がいます。ネット上の匿名性などを悪用し、相手を傷つけるような書き込みは、許されません。それと、SNSなどへの何気ない書き込みが相手を傷つけ、取り返しのつかない事態を引き起こしかねません。ネット上の書き込み、情報発信には、責任が伴います。インターネットは、相手のことを考えて使う必要がある、ということが分かりました。これらのことを踏まえて、僕がスマートフォンを持つときは、今回学んだことをしっかり意識して活用したいと思います。
 現在スマートフォンを使っている友達に問いたいと思います。あなたは大丈夫ですか。あなたの言葉で傷つく人はいませんか。同じ言葉を相手に直接言えますか。投稿が半永久的に残っても大丈夫ですか。情報の発信源は信頼できますか。誰かを傷つけるために買ったスマホではないはずです。人権意識やモラルについて、普段から親や友達と話し合い、トラブルに巻きこまれることのないよう、注意し合っていきたいと思います。

【講演】「違いを理解し、より良い人間関係を築こう」~幸せって何だろう~
 
 講師 人権擁護委員 藤崎祥雄 先生

幸せは、あるものでなく感じるもの

「幸福」は、感じ方の集合体です。

 (事)合わせをしたとき、幸せになる!

1枚の写真から戦争について考えます。

平和であることが幸せ」を実感しています。

「人間は支え合って生きています。」

生徒から意見、感想を聞いています。

生徒会長よりお礼の言葉です。

藤崎先生より素敵な手作り作品を頂きました。