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2000分の82枚完成!

更新日: 202431

ニュース

 5月に神崎町で行われる「発酵マラソン」では、参加賞として、手作りの藍染めTシャツが配付されます。今年は3回目。2000枚のTシャツづくり、スタートの任務を米沢小学校の子どもたちが担うことになりました。3、4,5,6年生22名と先生方で、今回の藍染めTシャツづくりに取り組みます。梅干し、味噌、落花生づくりでお馴染みのまちづくり課の澤田聡美さん(通称:おさとさん)が、染めの手順を教えてくださいました。みんなで気合いを入れてスタートです!

おさとさん

おさとさんが先生です!

頑張るぞ!

「頑張るぞ!」「オー!」

 43枚を目標に作業開始!まちづくり課の方が用意してくれたゴム留めのTシャツを水の中でもんで、糊を落とします。水が冷たくても頑張りました。糊を落とした後は、力一杯絞り、ゴムで留まっていない部分を広げて、藍染め担当に渡していきます。

糊落とし

水に浸けて糊落とし!

藍染め

染料に浸けて、絞ります!

 「染め」の担当は、Tシャツを「染料の中で揉む、取り出して空気にさらす」という作業を2回繰り返し、よく絞ります。絞ったTシャツは、緑色っぽい藍色をしています。夏休みに町主催の先生方向けの研修会があり、藍染めを経験していたので、先生方も慣れたものです。染め終わったものは、空気にさらす「パタパタコーナー」に渡されます。

藍染め

輪ゴムを外して広げ、パタパタ!

手拭い染め

緑色の部分がなくなるまでパタパタ!

藍染め

唯一無二のTシャツ!!

82まい

2000分の82枚完成!

 パタパタコーナーでは、染められたTシャツのゴムを外して、広げます。白い部分が染まったところに着いてしまわないように気を付けます。空気にさらすと部分的に緑色になっているTシャツがきれいな藍色に変わっていきます。きれいな模様に、「すごい!」「きれい!」などの声がもれました。1枚1枚ハンガーに掛けていきます。
 1時間後、82枚のTシャツが染め終わりました。正面のホワイトボードに82という数字を書き込み、ミッション終了!子どもたちが頑張って染めたTシャツ、ランナーの方に喜んでもらえるといいです。
 同時進行で染めた自分の手ぬぐいのできばえにも大満足でした。

集合写真

全校で!「せーの!」「にしきごい~。」

 染め上がったTシャツは、その後、色を定着させる工程を経て、完成しました。昼休みには、全校児童で記念撮影を行いました。ケーブルテレビや新聞社の方の取材も受けました。
子どもたち一人一人が、町のためにできることを実行できたよい体験であったと思います。また、楽しく充実したふるさと学習になりました。