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梅の木に・・・

更新日: 2024123

ニュース

「校長先生、梅の花が咲きましたよ。」そう言われ、このところ暖かい日が続いていたからかしらと思いつつ外に出ると、学校のお隣の家の梅がとてもきれいに咲いていました。梅の花を眺めていると、枝に1匹ミノムシがいるのを見付けました。ミノムシと言えば、寒い空の下、枯れ枝に揺れているイメージでしたが、梅の花の中にぶら下がっているのも、なかなか風情があるものです。気になって、学校の梅の木を見に行くと、つぼみがふくらみはじめていました。一緒にいた職員が、「ここにもミノムシいましたよ。」と教えてくれたのでカメラのシャッターを切りました。
 ミノムシは、「ミノガ」という蛾の幼虫時代の姿で、枝にぶら下がって冬眠をします。雄だけが成虫になると蛾になりますが、口が退化しており、餌をとることができないため、幼虫時代に蓄えた栄養を使い果たすと死んでしまうそうです。メスはというと、翅(はね)どころか脚も触角も目も口も退化した、まるでソーセージのような姿になり、自分で動くことができないのでミノの中にとどまるそうです。自分が子どもの頃、インターネットがもっと身近なものだったら、すぐにこういうことも調べられたのにと思います。
 子どもたちには、冬から春に変わっていく校庭の動植物の姿を「なんだろう・どうして」の気持ちでとらえていく力を身に付けてもらいたいものです。

みのむしみつけた

梅の花の中にみのむし発見!

学校のみのむし

学校の梅の木にもみのむし1匹!

 成田市消防本部大栄消防署下総分署員の方にご協力をいただき、避難訓練を実施しました。今回は、地震のあと、火事が発生したため、校舎の外に避難するという想定でした。7名の署員の方々が、各フロアに立ち、職員や子どもたちの様子を見守ってくださいました。よい意味での緊張感を感じながらの訓練となり、いつにも増して真剣に取り組めていました。
 消火器についても学習しました。中には、ピンク色をした粉が入っていることや1本の消火器が粉を放出できる時間は15秒ほどであることなどをクイズ形式で楽しく教えていただきました。社会科で「安全な生活」について学習していた4年生からは、「火と煙のどちらが危険ですか?」というような質問も出て、興味深く話を聞いていることが分かりました。6年生は、消火薬剤の代わりに水を入れた消火器で水を的に当てる消火体験もしました。一人一人が「自分の身は自分で守る」ことについて考えることができた時間になりました。

発酵マラソン

みんな「おすしも」で避難できました!

消火器のせつめい

みんなでクイズに答えました!

消火訓練

消火器は重い!

消火訓練2

慎重に火元に水をあてます!