７月20日、１学期の終業式を行いました。先生の指揮と伴奏で、みんな元気に校歌を歌いました。今回から、終業式や始業式で子どもたちが発表する場を設けました。

　５年生は、社会科で日本の農業や工業、水産業の学習をしています。Aさんは、47都道府県名を覚え、発表しました。ひとつひとつ、指を折りながら、間違えないように慎重に言葉にし、そのすべての都道府県名の暗誦をやり遂げました。毎日、少しずつ、繰り返し、根気強く学習に向かっていたことやそばで明るく励ましていた先生の姿を思い出しました。古原地区の田をお借りし、５年生が５月に植えた苗も大きく育ち、地域の方のご協力で、実を付け始めました。９月には稲刈りの予定です。
　子どもたち一人一人が、日本の未来を考えることのできる学習にしていきます。

　４年生は、ふるさと学習として、町づくり課の方から梅干しづくりを教わりました。Bさんは、とても印象に残ったそうです。授業中、Bさんは特に意欲的で、自分のおばあちゃんが梅干しをつくってくれていること、小梅漬けの梅干しが大好きで毎日食べていることをなど、目を輝かせて話していました。４年生が、とても積極的に発言する姿をみて、「さすが米沢っ子」と町づくり課の方が褒めてくださっていたことを思い出しました。クラスのみんなで、梅干したちに名前も付けて大切にしています（町づくり課の方も感激してくださいました）。
　９月になったら、瓶から取り出して、一つ一つ干す作業が楽しみです。

　２年生は生活科の学習で、１年生と一緒に大貫地区の水路でざりがにつりをして、分かったことをクイズにしてクイズ大会を行いました。Cさんは、ざりがにを釣って気づいたことを「ざりがにクイズ」にして発表しました。「ざりがにのおすはどちらでしょうか？」ていねいに描かれたざりがにの絵に、みんなくぎづけでした。全校のみんなが手を挙げてクイズに参加していました。
　ざりがに釣りの日はとても暑かったので行き帰りの徒歩が心配でしたが、元気に歌を歌い、ゴミ拾いまでしながら、元気に歩いて帰ってきた姿を見て、たくましくなったなと感じたことを思い出しました。

　１年生は、５月にあさがおのたねをまきました。今では、たくさんの花を咲かせています。Dさんは、生活科であさがおの種をまいて花がさくまでのかんさつ日記を発表しました。すらすらととても上手にスピーチするので、隣で日記をめくる先生がめくり間に合わないほどでした。夏休みに持ち帰って観察日記をつけるのが楽しみと話していました。１年生の子どもたちが、そろってあさがおの水やりをしたり、葉やつるの観察をしたりしている姿を何度も目にしました。たくさんの大きな花を咲かせたあとは種取りです。
　１年生を迎える会に2年生にプレゼントをしてもらったように来年の１年生のために準備を進めていきます。

　
　校長からは、発表者の話をもとに、それぞれの学年が過ごしてきた１学期を振り返りました。前日、ホワイトホールに「アンケートのお願い」の看板を出したのですが、みんなが時間を見つけて回答してくれました。がんばったことや楽しかったことがたくさんあった１学期でした。５月の宿泊学習や７月のプールは特に印象深かったようです。3年生がつくった段ボール迷路も人気でした。みんなうなずきながら話を聞いていました。
　けがなどをしないで、また9月に元気にみんなでここに集まる約束をしました。